2020-05-07から1日間の記事一覧

10分未満の中高強度身体活動の蓄積でも要介護リスクが低下

運動を含む身体活動にはさまざまな疾患の予防・改善効果があり、実際に公的機関の健康政策や多くの疾患治療ガイドラインで運動療法が推奨されている。それらの推奨では、1回の身体活動の継続時間を重要視していることが多い。例えば2019年にWHOが策定した認…

糖尿病の発症をAIが高精度で予測

糖尿病の新規発症を人工知能(AI)で予測できる可能性が報告された。金沢大学大学院医学系研究科循環器内科の野村章洋氏らの研究によるもので、詳細は米国内分泌学会(ENDO2020、3月28~31日、米サンフランシスコ)で発表予定であったが、新型コロナウイルス…

早期認知症発症のリスク因子~剖検による確認

アルツハイマー病(AD)とレビー小体型認知症(DLB)は、混在している場合が多く、それらのリスク因子を明確にすることは難しい。米国・テキサス大学サウスウエスタン医療センターのJeff Schaffert氏らは、剖検で確認されたAD、DLB、ADとDLBの混合型(AD+DL…

NYのCOVID-19入院患者、高血圧57%、糖尿病34%/JAMA

米国ニューヨーク州の12病院に入院した、新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019、COVID-19)患者5,700例について症例研究(case series)を行ったところ、年齢中央値は63歳、約57%が高血圧症を、また約34%が糖尿病を有していたことなどが明…

アルツハイマー病発症リスクの抑制に長寿遺伝子が関与か?

HealthDay News(2020/5/4) 「APOE4」遺伝子を保有している人は、アルツハイマー病を発症しやすいことが知られている。しかし、APOE4遺伝子を保有していても、ある特定の遺伝子多型を持っていれば、アルツハイマー病の発症リスクは低下する可能性があることが…