ポップスよりクラシック音楽を聴きなさい!

生活習慣における

たとえ小さな選択でも、

その行為が健康長寿を

実現するかしないかの

分岐点になることがあります。

 

たとえば、ふだん聴く、

音楽のジャンルによって

健康効果にどんな変化を及ぼすかを

調べたエビデンスがあります。

 

ドイツ、ルール大学ボーフム医学部の

研究チームによるもので、

2016年に発表した報告によると、

モーツァルトシュトラウスなどの

クラシック音楽を聴いた人は、

 

血圧と心拍数が低下するとともに

血液中のストレスホルモンである

コルチゾール分泌が下がり、

リラックス状態になることがわかりました。

 

同様に流行のポップス音楽

(実験ではABBA)を聴いた人は、

多少のリラックス効果はあったものの、

血圧と心拍数の低下は

見られなかったという結果でした。

つまり、モーツァルトシュトラウスなどの

クラシック音楽を聴いた人は、

血圧や心拍数が下がり、

 

ストレスの度合いを測る

コルチゾール濃度が低下し、

人の体は副交感神経優位になり、

免疫力がアップし、

健康効果があるということ。

 

楽しみながら、

健康長寿が望めるというわけです。

 

また、クラシック音楽だけでなく、

カラオケや芸術鑑賞による刺激は、

脳の萎縮を防ぎ、

認知機能を活性化することも

わかっています。

 

クラシック音楽を聴きながら、

芸術鑑賞にいそしむことが、

免疫力を高め、

認知機能の衰えを防いでくれる

一つの方法であることは

間違いなさそうです。

 

by白澤卓二先生より❤️👨‍🏫