炊き立てよりも、冷めたご飯🍚

白米は炊き立てを

食べるのが一番好きだという方、

多いですよね。

 

でも、白米は糖質を多く

含み血糖値を上げ、肥満の原因になります。

 

炊き立ての白米がなぜおいしいか、

それは、白米に含まれるデンプンが

ほとんど糖質だからです。

 

この温かい白米は小腸で消化され、

満腹中枢の刺激が遅れ、食べすぎを招き、

血糖値が急激に上がり、

肥満へまっしぐらの道が開けます。

 

ところがこの白米、

冷ましてから食べるだけで

小腸では吸収されにくい

難消化性デンプンに変わります。

 

また、冷めた白米は

温かいものよりよく噛むようになります。

噛むことで満腹中枢が刺激され、

温かい白米よりも

早く満腹感を得られるという利点があります。

 

白米が冷えてできる

難消化性デンプンは、

レジスタントスターチ」とも呼ばれます。

 

レジスタントスターチは

腸の中で、野菜などから摂る食物繊維と

同じような働きをし、

腸内細菌のエサとなるほか、

ほかの腸内細菌はレジスタントスターチを

有機酸に変化させ、

腸内を善玉菌が活性化しやすい

弱酸性の環境にします。

 

腸の健康を考えれば、

炊き立ての白米ではなく、

おにぎりや寿司のような

冷めてもおいしいご飯の

食べ方をお勧めします。

 

冷やす温度は常温でOK

 

最初は、3食のうちの1食を

冷ました白米にしてみましょう。

効果が実感できるはずです。

 

ちなみに、冷麺やポテトサラダも

レジスタントスターチを含んだ食品です。

 

by白澤卓二先生より❤️