妊婦に梅毒をうつさないように⚠️

⚠️増える梅毒妊娠症例

現代ならではの背景も⚠️

世の男性達は

本能のおもむくままに自分の遺伝子をばら撒き

たい衝動にかられているのでしょうが

⚠️ちと

梅毒や性病についても頭の片隅に

入れておいた方が良さようですよー

自分の愛おしい遺伝子🧬のベイビー

ちゃんが梅毒でひどい状態で生まれて

きてしまってはばら撒きも失敗となって

しまいますからね。。。。。

愛おしいベイビーと愛するワイフは

大切に扱ってあげましょうね〜💕💖⤴︎

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↑↑↑↑↑↑↑↑

梅毒が感染したお母さんから

生まれた赤ちゃん👶(悲)

こういう赤ちゃんを増やさないように

したいですね😢

 

 

それでは研究データーです

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ケアネット(2019/12/20)
 国立感染症研究所が、

今年1月から半年の間に

医療機関を通じて報告された

女性梅毒患者のデータを分析したところ、

約1割が妊娠症例であることがわかった。

わが国では、

2014年ごろから男女間における

梅毒感染報告が増え、

それと並行して母子感染による

先天梅毒の報告数も増加傾向にある。

こうした状況を背景に、

梅毒妊娠症例に着目し、

国として初めて実態把握を行ったもの。

分析を行った感染研感染症疫学センター

・主任研究官の山岸 拓也氏は、

「かなり憂慮する状況。

治療可能疾患であることを患者に伝え、

 

子供への感染リスクをできる限り排除していかなければならない」と話す。

 

早期発見と適切な抗菌薬治療で

 

母子感染を回避
 

梅毒は、

すべての医師が診療から

7日以内に届け出を求められている

全数報告対象疾患であり、

国の感染症発生動向調査によると、

2013年以降、

20代を中心に女性の梅毒報告数および先天梅毒報告数が増え続けている。

 

先天梅毒はTreponema pallidumが

母子伝播することで発生し、

母体が無治療の場合には40%の児が先天梅毒になるとされている。

 

一方、梅毒感染妊婦に対しては、

適切に診断され、

抗菌薬治療を行うことで

先天梅毒の発生を予防することが可能である。したがって、いかに早期発見と

適切な治療に至るかが

梅毒の母子感染の防止の

カギになる。

 

同時に、

梅毒の感染経路を明確にすることも

肝要である。

 感染症発生動向調査では、

今年1月1日から

梅毒の届け出様式が変更され、

妊娠の有無や、

直近6ヵ月以内の性風俗産業の従事歴の有無が、新たに項目として追加された。

 

感染研感染症疫学センターの取りまとめによると、この期間に届け出られた女性梅毒症例は1,117例であり、

 

このうち「妊娠あり」とされた症例は106例であった。

年齢別では、

15-19歳が10例(9%)

20-24歳が38例(36%)

25-29歳が30例(28%)

30-34歳が20例(19%)

35-39歳が7例(7%)

40-44歳が1例(1%)であった。

 

病型別では、

早期顕症I期が5例(5%)

早期顕症II期が25例(24%)

無症候が76例(72%)であった。

 

妊娠週数は、

19週までが74例(74%)

20週以降が26例(26%)

であった(残り6例は不明)

 

また

「妊娠あり」症例のうち、

性風俗産業従事歴については、

「あり」が5例(8%)

「なし」が56例(92%)

   であった(残り45例は不明)

 

 

性産業従事歴なく

男性パートナー由来も多数

その背景は
 

これらの数字から見えてくる傾向がある。

山岸氏によると、

妊娠症例は性風俗産業従事歴のない

20代後半から

30代前半の女性が多く

感染源が男性パートナーである

可能性が示唆されるということだ

これは、

妊婦における感染が

同性間性交渉による感染および

性産業従事歴による不特定多数の性交渉による従来の感染経路とは傾向が異なることを示している。

 

とはいえ、今回の取りまとめでは

「妊娠あり」の106症例のうち

半数近い45例については

従事歴が明らかになっていない。

 

山岸氏は、

「従事歴なし」の場合は回答できるが、

「従事歴あり」の人ほど回答をためらうケースが多いのでないかと指摘する。

 

また、

近年の性産業の多様化もあるという。

つまり、実態のある店舗で報酬を取りながら

性活動を行うのが必ずしも

性産業従事者ではないということだ。

 

たとえば、

無店舗

派遣型のデリバリーヘルスや

出会い系サイトや

SNSを介し

 

困った時だけ金銭と引き換えに性交渉に及ぶ

“個人稼業”の人たちは、

 

どこまで自身をセックスワーカーであると

自覚しているだろうか。

 

こうした背景を考えると、

 

「不明」45例の実情が自ずと見えてくる。

 

いずれにせよ、

 

「性産業に対するハードルの低下と裾野の広がりも、梅毒症例増加の背景にあるとみられる」と山岸氏は話す。

 

憂慮する状況に実効力のある対策を
 

今回の取りまとめでは、

7割以上が無症候であったことから、

妊婦健診が有効に機能していることが考えられるが、

 

妊娠20週以上に診断された

症例も26例(26%)認めた。

この中には、未婚や経済的事情などで

妊婦健診を受けないまま週数が経過した結果、

 

判明が遅れたケースもあるが、

妊娠20週を超えた段階で新たに感染することも考えられるという。

 

つまり、妊娠が安定期に入って

性交渉を再開した際、

 

何らかの経緯で男性パートナーが保有する梅毒が感染するケースである。

 

 

こうしたことを鑑み、先天梅毒発生リスクに関連した背景要因を有する妊婦診療においては、妊娠中に疑われる症状が見られたら速やかに主治医に相談するよう促したり、

 

妊娠中であっても避妊具を使用し、

より一層慎重な性交渉を行うよう患者に指導したりする必要があるという。

 

あるいは、妊娠初期に行われるスクリーニング検査を、妊娠中期および後期に行うことも、発見の機会を増やすために有効かもしれない。

 

 

一方、実数としては不明であるものの、

これまでの調査で、梅毒感染がわかった段階で妊娠中絶を選択する妊婦もいるという。

 

「適切な診断と治療によって、生まれてくる子どもの重篤な障害を回避できることを妊婦患者に伝え、性急な判断で中絶しないよう医療者が働きかける必要がある」(山岸氏)。

 

 

繰り返しになるが、梅毒の母子感染は診断と治療により防ぐことが可能である。

 

冒頭に山岸氏が語ったような

「かなり憂慮する状況」のただ中にあるのだとすれば、

 

メディアなどが性産業従事者/利用者にモラルを社会的メッセージとして説くことも大事だが、医療者により実効性のある対策を講じていただきたい。 

(ケアネット 鄭 優子)