ルーティーン化した生活は危ない!

スポーツの世界では、

アスリートがプレーの精度を高めるため、

毎回決まった行為をすることを

ルーティーンと言います。

 

それらとは異なり、

私たちの日常生活にあふれている

ルーティーンワークは、

脳の働きの精度を落としてしまう

恐れがあります。

 

なぜなら、

日常刺激がない同じことを

続けていると、

脳はその行動パターンに

慣れきってしまい、

脳の活動が鈍ってしまうからです。

 

いつもと同じルートで

通勤や通学をしていると

 

「何も考えていないのに、

気が付くと目的地に着いていた」

 

というパターンが

当たり前になりかねません。

 

でもこれは、

脳への刺激がない状態。

 

脳が衰え、認知機能が

低下してしまいます。

 

そうならないために、

いつもの通勤・通学ルートから

少しは逸れて、

違う道を歩いてみてください。

 

「こんなところに知らないお店があった」

「ここから見る風景はきれいだ」

 

というように、新鮮な発見ができるでしょう。

脳の萎縮や老化を防ぐために、

常に新しいことを考え、行いましょう。

 

それはどんな小さなことからでも構いません。

たとえば、洗顔や着替えなどの

朝の支度の順番が決まっている人は、

それを入れ替えるのも良い方法です。

小さな工夫を繰り返して、

マンネリを打破しましょう。

 

また、旅行の行き先や

登山のルートを考えるなど、

趣味に関する計画を立てるのもお勧めです。

脳を刺激しながら

楽しい気分になることで

ストレスホルモンを減少できる、

一挙両得の方法です。

 

by白澤卓二先生より❤️